SOUTIENCOL（スチアンコル）は、三浦俊彦さんが営むブランド。僕がclassicoを始める前に勤めていた会社のショップでお取り扱いしていたことから、SOUTIENCOLと出会いました。デザインやサイズ感、シルエット、生地感や色合いなど、自分の好みにシックリと合い、当時よく好んで愛用していました。classicoをオープンしてから、お取り扱いしたいという気持ちは持ち続けていましたが、2022年春夏シーズンを迎える展示会におうかがいさせていただき、いよいよお取り扱いをさせていただくこととなりました。



"SOUTIEN"は「支える」、"COL"は「衿」。このふたつを組み合わせてステンカラーと呼んだのは、日本におけるトラッドファッションの先駆者・石津謙介氏。VAN JACKETの創始者であり、SOUTIENCOLのデザイナー・三浦俊彦さんの師匠です。ステンカラーコートを愛する三浦さんが、そのこだわりを表現して名付けたブランド名がSOUTIENCOL。フランス語が語源となった造語になります。



テキスタイルからクリエーション、型紙のディレクション、サンプルからプロダクトまでチェックし、ボタンや副資材に至るまで一連の流れを三浦さん自らが担っています。場合によってはこだわり、手を加える。遊び心を交えながら続けているそうしたお仕事ぶりが、30年に渡ってセレクトショップのバイヤーや顧客様から支持され続けている所以なのでしょう。2021年にブランド創立30周年を迎え、ますますトラッドに磨きをかける三浦さん。本物を知らない作り手が多くなってきている中で、貴重な存在と言えるでしょう。70歳代を迎えてもなお初心を忘れることなく生涯現役にこだわり魅力的なアイテムを作り続けています。時代の先を歩む感性を持ち続け、仕事や趣味、暮らしを楽しむ中から数々のアイデアが生まれ、進化をしていきます。基本を熟知した、トラディッショナルな思考を持った稀代のデザイナーが生み出すアイテムはタイムレス。時代が移り変わっていっても古さを感じさせることはないでしょう。




僕がショップ勤務時代にお気に入りだったSOUTIENCOLのアイテムはプルオーバーのボタンダウン。SOUTIENCOLが24年間作り続けている定番アイテム〜モデル名は"Polo"。24年の間に3回程マイナーチェンジをしているそうで、現在は"Re-Make Polo"というモデル名になっています。正しく今回ご紹介しているシャツ。ゆったりシルエット、着丈は短め。襟は高過ぎず低過ぎず程よい大きさ。襟がちょうどいい具合にロールしてくれる感じがさすがですね。今回ご紹介するRe-Make Poloは、とってもオシャレなイタリアのシャツ生地を使っています。生地屋さんの名前は、ALBIATE（アルビアーテ）。もともとはカップロッティーという社名でしたが、大手の生地屋さん・アルビニが買収し、社名もブランド名もアルビアーテと改名しました。細番手の上質なコットン糸を用いて織られた上質なコットン素材です。なんと言ってもこの生地の特徴は美しい刺繍柄！思い思いにビーチバレーを楽しむ人々が刺繍してあります。生地の裏面を見ると、どれだけ手間の掛かった生地なのか？を理解することができますよ。暑い時期にはシャツ1枚で、涼しくなったらカーディガンを羽織ったり、スエットを重ね着したり。真夏だけじゃなくて、コーディネートを楽しんでいただけたら嬉しいです。



Ryu's Styling
Shirts : SOUTIENCOL Re Make Polo　
Short Pants : FOB FACTORY Baker Shorts　
Sneaker : DOEK Oxford Shoes

写真の中で僕（165cm 55kg）が着ているのはサイズは 1。ちょうどいいサイズ感。
サイズ 1 / 2 / 3 は、メンズ S / M / L が目安です。



SOUTIENCOL　
Re Make Polo　
Price : ￥26.180（\23.800）
Color : Blue　
Size :（unisex）1 / 2 / 3　
Cotton 100%　
Made in Japan.



SOUTIENCOL　Re Make Polo　
Size（unisex）1 : 胸幅50cm　裾幅51cm　肩幅40cm　前身丈59cm　後身丈69cm　袖丈28cm
Size（unisex）2 : 胸幅52cm　裾幅53cm　肩幅42cm　前身丈62cm　後身丈72cm　袖丈29cm　
Size（unisex）3 : 胸幅54cm　裾幅55cm　肩幅44cm　前身丈65cm　後身丈75cm　袖丈30cm